梅雨まっただ中の屋根にとっては過酷なシーズンになってきました。

雨漏り工事をはじめ屋根リフォームで、最善で低予算でできるやり方はあるのか?このご質問は最近良く頂きます。それに対して弊社では「屋根の修理に万人に合った正解はなく、他の住宅設備同様に価値観と将来の家プランを考慮しながら進めた方がいいです。」とお答えしております。

例えば年齢が80代〜90代で、次の世代で建て替えを考えている場合、高額で以後数十年安心な屋根材での瓦葺き替え工事は、冷静で総合的に判断されるのがいいかと思います。できるだけ低予算で雨漏りや防災対策を選択されるのも一つの手段です。考え方によっては、雨漏り放置とかも価値観の一つです。

また、逆に若い世代の方が古い家を中古で購入して、将来の建て替えを考えてない場合は、最初に出費があっても葺き替えを考えるのも一つの案です。古い屋根は雨漏りや災害時のリスクが大きく、年とともに増していくからです。収入が減った世代になっての高額な出費は、たまったものじゃありません。

結局は、屋根リフォームに普遍的な正解はなく、各家庭の価値観と将来的プランにどれだけフィットさせていくかが大事ではないかと思われます

今お住まいの家を将来どうされるか、原点に戻って考えられる事をお勧めしております。


(写真はイメージです。)